なごみ絵コトノハ№3 2007/08/05 (Sun) 10:27

たとえば・・・美しい満月でも、その満月に目を奪われてしまっていては・・・
その満月になるまでの、きれいな三日月や半月・・・といった段階があってこその、
いまの満月なのだということを忘れがちです。

僕は「結果好ければ、スベテよし！」というのは・・・その間の過程がツライものでも、
結果が好ければそれでいいじゃないか・・・というような気持ちで、スベテを考えてしまうと
大切なことに気付けないこともあるような気がしています。

逆に・・・結果が悪いときは、それまでの過程にこそ深く大きな意味があり。
そこからの気付きも、また深く大きなモノが得られるのではないかと想うからです。

事象にも感情にも対極となる真逆にこそ、
実は・・・あらゆることへ繋がっていく術が隠されている・・・そんな気さえしています。

見抜くのではなく　見定める術を知り、それを磨くことが大切なのでは・・・ という気持ちを、僕なりの言葉にしてみました・・・－福－

人の心や、その人の人間性を見抜くなどということよりも・・・そうした「術」に気付くこと、
そして・・・その「術」を磨いていくことこそが、心の真実が視えてくるのではないでしょうか・・・