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ミイラといえば、エジプトってイメージがヤッパリ強いですかね。
でもミイラ文化って、けっこう世界中にあるものなんだなってのが現実みたいですね。

日本でも、僧侶のミイラというのが実際ありますし。夏場になると、チョッと意味不明なミイラなんかも・・・
しかし、世界にはミイラと呼ぶには信じ難いような美しいミイラも存在しています。

今回は、そんなミイラの情報なども交えて。また小さな生物の中に、とっても不思議な生態があるという
情報などにも眼を向けて。人間の「生」と「死」に対する考え方とかというものを、わたしなりに考えよう。

昔の人は「死」というものへの恐怖もモチロンですが、「生」に対する執着というものもけっこう強くて。
真剣に「蘇えり」ということを信じていたんだろうなって感じます。それらは、宗教的なこととも密着して。
エジプトなんかは、そうした傾向が強かったのかも知れませんね。

それは亡くなった当人だけでなく、愛する者を喪った者にとっても同じだったのかも知れません。
ロザリアちゃんのミイラなどは、両親たちの強い想いがあって死後ミイラにされたようですが・・・
このミイラにしても、聖ベルナデットのミイラにしても、レーニンのミイラなんかにしても、本当に
いまにも動き出しそうな感じさえしますが、その保存技術は個々によって多少の違いはあれど、
現代医学・現代科学などをもっても難しいといわれていることが、とっても不思議ですね。

古代文明などにも、現代でも解明できないようなことってありますが・・・きっと、古い時代の人類ほど
純粋に霊的真理というものを純粋に信じ、そうしたものに忠実に生きていたような気がします。
だからこそ、現代人類よりも不思議な力や不思議なことができたし。起きていた・・・?

わたしは、「ミステリー!蘇るミイラの謎」や、この投稿記事の最後にリンクしたサイトなどを見ると
何だか、そんなふうに感じてきます。霊的観点から視ると、物事や現象とかも含めて、カギは真逆。
つまり科学や医学などが進化していくほど、実は人類は退化してるんでは・・・?って感じるほどです。
退化というか・・・原始的なモノほど、生き残るとでもいうのか。まぁ。。。そんな感じですかね。(*^_^*)

特集:初期人類の少女ディキカ・ベビー

特集:初期人類の少女ディキカ・ベビー
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別途に開きます。

アファレンシスの子どもの化石ディキカ・ベビーが
発見されたのは、  アファレンシスの成人女性の骨格「ルーシー」の発見場所に近い地域だった。
このベビーはルーシーの子どもなのか?
本誌英語版の副編集長が語る。

特集:初期人類の少女の瞳

特集:初期人類の少女の瞳
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アウストラロピテクス・アファレンシスの子どもの
化石「ディキカ・ベビー」の頭骨の化石をもとに、
実物大で復元された少女の頭部の画像を、
360度から観察できる。

特集:アイスマン その悲運の最期

特集:アイスマン その悲運の最期
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1991年にアルプスで発見された、新石器時代の男性のミイラ「アイスマン(別名“エッツィ”)」。
これまでにあらゆる角度から行われてきた分析
の結果と、そこから導き出された科学的推理を、
写真をまじえて解説する。

ミステリー!蘇るミイラの謎 番組時間(CM除く):10分


ボタンをクリックすると
別途に開きます。

茨城県の研究所でミイラが続々復活中!?オドロキの本物のサイエンスミステリーが登場!

 ミイラ - Wikipedia      大本山總持寺に祀られるミイラ仏

 King's Capuchins' Catacombs Corpses of Palermo

  

世界には、まるで生きてるようなそんな信じられないほど美しいミイラも存在して
います。下記の左は、2歳で亡くなってしまった後ミイラにされたロザリアちゃんの
ミイラは世界的に有名だと思います。また右の聖ベルナデットのミイラも、ロザリアちゃんのミイラ同様に、その製法が未だにナゾで、現代科学を持ってしても、コレほどまでの保存状態でここまで美しい姿を保ってられるかは解明されてない。

 Bernadette Soubirous - Wikipedia     Saint Bernadette

 ベルナデッタ    ルルドの泉とベルナデット   偶像の奇跡

レーニンのミイラ

 ウラジーミル・レーニン - アンサイクロペディア

 ウラジーミル・レーニン世界一保存の良いミイラ(実際に作ってる工程です)

ネムリユスリカ(英名:Sleeping Chironomid、学名:Polypedilum vanderplanki)は、
アフリカの半乾燥地帯に生息する双翅目昆虫である。この昆虫の幼虫の最大の特徴は、
完全に乾いても死に至ることなく復活できる性質(クリプトビオシスと呼ばれる)を有している点である。

一旦乾燥してクリプトビオシス状態になった幼虫は、再吸水しない限り”眠り”続ける。
ネムリユスリカのクリプトビオシスは、幼虫期に特異的に認められ、それ以外のステージ(卵、蛹、成虫)
ではこの性質を発揮しない。クリプトビオシス時には、ネムリユスリカ幼虫の乾燥重量の約20%が
トレハロースで占められる。

 水で戻すと生き返る動物組織(昆虫の不思議な生命現象の解明)
 ファラオ、アクエンアテンの正体は何者か?

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ロハスに賢く生きる生き物たち

昨日NHKをの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」で
スローロリスの仲間の「スレンダーロリス」の特集をしてました。

動物の世界には、とってもテンポがゆっくりとしてる生き物が
いるものです。このロリスの仲間たちもそうですが、

カメやなまけもの・カメレオンだとか・・・まだまだ他にも
いるんだろなぁ~と想います。

このロリスの仲間は、4000万年も前に地球上に誕生した原猿の仲間です。
彼らの時間は、とってもユッタリしています。

スリランカにすむスレンダーロリスは手足が針金のように細く、のろのろと木の上を移動する。
それにもかかわらず、食べ物の96パーセントは動きの速い昆虫です。

彼らには驚きの能力があります。その1つは獲物の探査能力にあります。光の増幅装置を備える目は
暗闇でも見える。鼻はわずかな匂いもかぎ取り、耳たぶのヒダが音響レーダーとなって小さな虫の動きも
聞き逃さず。獲物の発見後、音もなく接近するという能力にも驚かされます。

全身には「触毛」という敏感な毛のセンサーがあり、暗闇のヤブの中でも全く音をたてずに獲物に
接近することができます。スレンダーロリスの天敵はジャコウネコやワシです。一見、動きが遅いので
簡単に捕まりそうに見えるのですが、実は、その”のろさ”が身を守る強力な武器になっていたのです。
何時間も微動だにせず、敵をまんまとやり過ごす。 スローならではの、秘儀といえそうな忍耐勝ち!

わたしは最近、日本という国や。日本の国民にとって、いったい・・・イツごろから時間に追われていき。
「心」(こころ)にゆとりを持てなくなっていったのだろうかと、時折、考えることがありました。そんなときに、
このスレンダーロリスと出会い、彼らのことなどを調べながら日本がまだ近代化していく以前へも少し、
関心を向けてみることにしました。

の映像は明治時代の日本。そして昭和16年(1941)映画「秀子の車掌さん」 の中のワンシーン。
そして最後に1970年に大阪で開催された「万国博覧会」エキスポ70の様子などの映像です。

これらの映像から想像する限りでは戦前までは日本はロハス志向だった気がします。大東亜戦争
が始まったのが昭和16年12月8日ですから・・・路線バスの映画は、その前かなと想います。

ロハス(LOHAS)の意味とは、Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をつないだ
造語で、簡単にいうと、「自分自身(及び家族など)の健康と地球環境を意識したライフスタイル」

けど、その後の1970年の万博の映像を見ても当時の日本人には「心」(こころ)に余裕があった。
そんな気がしてなりませんでした。では、いったい・・・いつから変わってしまったのだろう?


わたしの中で、その疑問は更に膨らんだのですが・・・ヤッパリ、あの「バブル」といわれた時代・・・
あの頃に、日本人は何かを失ってしまったのかも知れない!そんな感じがしてきたのです。
調べたところバブルの時代と定義されるのは次の三年間(1986~1989年)のようです。

実は以前、福ちゃんが言ってたのですが・・・福ちゃんが亡くなったのは1987年つまりバブル時代です。
当時は、バリバリの営業マンだったらしく給料が月に100万を超えることなど、けっこうあったらしいです。
の万博の映像を見る限りでは、当時の日本人には・・・まだ素朴さも残っていて。

いまの若者たちのように、スグ切れる!といったような印象は感じず。長時間かけても、自分が見たいと
想うなら「耐える」ということにも特に不平不満をいうことなく、受け入れられてたような気がします。きっと
いまほど時間に追われるような暮らしでは、無かったんじゃないのかなと・・・まだ余裕があったんだと。
人って時間的な余裕もですが、「焦り」というものが出てくると「心」(こころ)に余裕が無くなっていきます。

「心」(こころ)に余裕が無くなってしまうと、思いやるという「心」(こころ)までも失っていってしまいがちです。
そして「心」(こころ)から「楽しむ」ということにも欠けていくような気がします。それから、時間的な余裕は、
「心」(こころ)を豊かにしてくれるけれども。金銭的余裕は、逆に「心」(こころ)を欠しく(とぼしく)していく・・・
そんな印象も福ちゃんと話していて感じました。

いまの時代は、時間的にミンナ焦ってる感じがするし。それでいて経済的な余裕も無くなってきている。
昔の映像(明治時代)を見ると、貧しくても時間的に余裕があるから・・・ミンナ「心」(こころ)が豊かだった
そんな気がしてなりませんでした。

人間にとって、本当の贅沢というか「幸福」って経済的余裕ではなく。時間的余裕こそが、
人の「心」(こころ)を豊かにしてくれ。その結果、暮らしの中で物質的な贅沢などでは決して得られない。
そんな「心」(こころ)のゆとりの幸福感を得られるんじゃないのかなって気がしてなりませんでした。

世界中の中には、スレンダーロリスたちのように、ゆったりとした時間の流れの中で生きている・・・
そんな人々もいます。彼らには、贅沢な暮らしは無いかも知れません。でも、自然の恵みの中で
時計というものを気にすることなく、時間に追われることもなく。時間の中で楽しみながら生きてる。
だから文明が発達してきた国の人たちのように無意味な「戦争」したりって、しないんだろうなって
想います。同じ人間なのに、彼らはロリスたちのように生きているんですよね。

 ホソロリス(スレンダーロリス)・川崎悟司イラスト集    スレンダーロリス - ピグミースローロリス
 スレンダーロリス、森林開拓による生存危機で保護へ - インド 国際ニュース : AFPBB News

尚、現在ロリスたちは日本では飼育できなくなってきています。
 希少サル「スローロリス」密輸急増 成田空港|千葉|地方|Sankei WEB
 スローロリス属の全ての種等が種の保存法の規制対象に追加  守りたいですね大切な命たち♥
日本にとっても、いまや性に対する意識が変わってきてしまってる気がします。
本来。。。人間の「性の営み」は、神聖なものだったはずです。

けれど・・・いまや、ソレが商売として利用されるまでに至っているのが、現実なのかも知れません。
ネットや携帯が普及したことによって、性に対する歪んだ情報が氾濫していることも要因ですが・・・
それ以前に、学校での教育の一環として、行き過ぎた「性教育」の実態があることを知らなくては・・・

実際、ある小学校では・・・自宅にあったAVを見た男の子が、それに触発され・・・
その映像の中にあった行為を自分でもやってみたいと、同級生の女の子に対して・・・半ば、脅し。
嫌がる女の子の性器に、指を入れたりとか・・・とAV顔負けの行為をしたという事実が起きています。
父親が持ってたモノを、たまたま見たことによって・・・こうした犯罪が起きてしまった現実・・・しかし、
コレは、この家庭に限ったことでは決して無いと想います。

こんなにも、簡単に性の情報が・・・ソレも快楽や快感を求めただけの行為だけを写したような実態。
わたしは何も、そうしたことが・・・どうこうと言ってるのではなく。こうした行為を、簡単に手にできる
その実態を作り上げてしまった大人や。ソレを黙認してきた社会に問題があると想います。

子供たちを巻き込むのは、人間としてのモラルに欠けてます。何も知らずに、大人によって
性の世界へと幼くして引き込まれていく子供たちの将来を、真剣に考えたことがありますか?
一時的な、快楽や快感のためだけに、どれだけの子供や女性たちが傷付いているのか・・・

今回は、学校での行き過ぎた「性教育」の実態を知り。実際に現場で使用されてるビデオなども、
見て、いまの現状を知った上で・・・安易な性行為の果てに、失われていく命があるという現実と。
その命の誕生というものは、性行為を行うことで作るというモノではなく。

命は母親の子宮の中で、確実に日々、1日1日と育まれていってる大切な「生命」なのだということを、
改めて認識していくことが・・・いまの性の有り方というものを個々が、いまいちど考え直す何かへと、
繋がっていってくれればと想っています。

しかし、いまの日本の現実は・・・厳しい状況だというのもコレも・・・裏側には実在してるというのも・・・
いまの現状で・・・生まれてくる「命」そのものも、今の日本にとっては「危険」と背中合わせになって
きている現実にも目を向けていかなくてはと想います。

一部の映像の中には、出産シーンなども含まれていますが・・・「命」の誕生という視点から考え。
あまり露骨でないモノを選んで、今回あえて含むことにしました。わたしは、出産時の前後に夫とか
身内で側に居てくれる人って上の子のときも下の子のときも無かったので・・・実際には、わからない
部分もあるのですが・・・Σ(・o・;) アッ下の子のときは福ちゃんが憑依した後だから福ちゃんはいたな(爆)

でも、夫婦の絆や親子の絆を深めていくってことを考えた場合、立ち会うとか、付き添うって行為は
とっても大切だし・・・その後の人生にも、きっと大きな影響ってあるような気がします。娘や息子が、
結婚して・・・そうした機会が、めぐってきたら・・・わたしは、ぜひ子供たちに薦めたいなぁと想います。

また「生命」という観点から、命の誕生を内からも捉えていくことによって「命」が育まれていることを
ありまま感じてもらえればと想うので。出産で苦しんでる母親の映像は、生まれてくる赤ちゃんの方から
「誕生」する瞬間に迫ったものとなっています。これを見てると、赤ちゃんが既に母体にいるときから、
いろんな音を聞き分けているのかも知れないなぁ~と実感させられます。

映像が自動再生されないことがあります。
その場合は手動で、再生してください。

"行き過ぎ"性教育 >>>  いまの性の有り方を問う

命とは作るモノではなく育まれるもの

いま産科医療に何が起きているのか いまの日本の現状です


最後に。。。いまの現状の果てに、こんな未来が起きないことを願いつつ、ちょっぴり懐かしいドラマを・・・
わたしなんか、身長も150ほどでチビですが・・・一般の方でも、女優さんやモデルさんみたいで。
いまの日本人って、外見的にも西洋の人たちと変わらないぐらい身長も高くなってきてるし。
スタイルも良くなってきていて、綺麗な女性や。カッコイイ男性って多くなってきてますよね。
生活環境だとか。食生活の影響とかもあるんでしょうね。

わたしは、美人でもなけりゃスタイルもヨクないけど。でも、お化粧したりとかも苦手なので、
自然体でいるのが好きだから・・・あまり気にならないのですが。

気になる方は、ソレが悩みになっていくようなことってあると想うのですが・・・
今回は、「美容整形」ってものにスポットを当てた映像になります。場所は国内ではなく、中国です。
一部の映像で、手術部分や。脚を伸ばす手術に失敗して、後遺症になってる方の実態とかがあります。
そんなに目を覆いたくなるようなものでは、わたしはないと感じますが・・・ご自分で判断してください。



2003年9月にハオ・ルールーが、中国初の“完全なる人工美人”となった。
彼女は6ヶ月という短期間に目,唇,胸,鼻,尻など、全身12ヶ所に、美容整形を施したのだった。
彼女の例が特異なのは、手術が高額なだけではない。美容整形が病院のPR目的であった為なのだ。

過熱!中国整形事情 番組時間(CM除く):46分56秒

映像には、一部ショッキングな
場面が含まれている場合があります。


これらの表現に心配のある方は
視聴されないことをおすすめします。

 視聴が正しくできない方は、
コチラを参考にしてください。

過熱!中国整形事情ボタンをクリックすると上映が開始されます。


この映像の中で、整形美容院の宣伝として第二のターゲットにされた、アン・リー・・・
わたしは、彼女の決断が正しいと想います。まぁ、彼女の場合は整形する必要すら感じませんし。
当人だって、そんなことって恐らくオファーがあるまで考えなかったと想うのですが・・・

なんだか、まるでマルチ商法の説明会か。新興宗教の勧誘かと錯覚するほど、不自然で強引だなと
印象を受けるような医師たちに、彼女が不信を抱いていった気持ちもあったんだろうなぁ~と想います。

自力というか。自己努力で「美」を求めるのは、わたしはソレは個人の自由だし。
それは、それで素晴らしいことだと想います。でも、持って生まれた容姿も含めて、意味があり。
それによって「魂」(たましい)の成長も、あるんだろうなぁ~と感じるので・・・正直いって複雑ですね。

脚を伸ばすための手術を受けて失敗した女性は、本当に酷い状態で・・・その後が気になりますが。
あれ以上、状態が酷くならないことだけ祈ります。個人的には、わたしは心美の方が大切なので・・・
ダイエットとかも含めて自己努力によって得られる「美」であっても。美容整形によって得られる「美」
であったとしても。それによって「心」(こころ)も、美しくなっていってほしいなぁ~って感じました。
ここに、62年前の5月11日・・・22歳という若さで、「特別攻撃隊」として
神風の如く散りゆく桜のように沖縄の海へ消えていった1つの尊い命の軌跡があります。

彼の名前は、上原良司(うえはら りょうじ)さんと言います。
彼が愛する女性には婚約者がいました。そして、その後に彼女が亡くなったことを知ります。
上原さんは愛する日本と愛する人たちを守るために・・・知覧飛行場より、飛び立っていきました。

別途のブログA requiem 若き魂への鎮魂歌に、詳しい資料先をリンクしています。


≪特攻隊員(振武隊)となりてヨリ≫

 

予め期するところ、 死所を得たるを喜こぶ。 選ばれて今日の晴れの栄光を受く。

淡々たる気持ちは何の変化もなし。 生きて尽くすも大した奉公はできぬ。
死して日本を守るのだ。

悠久の大義に生きるとか、そんなことはどうでも良い。

あくまで日本を愛する。祖国のために独立自由のために戦うのだ。
天国における再会、死はその道程にすぎない。

愛する日本、そして愛する冾子ちゃん。

いろいろと調べていると特攻隊とは・・・自らの命を殺し。敵をも殺す。・・・ということだったようです。

KAMIKAZE ~自由の翼をください~    神風の如く散りゆく桜のように。。。。。


上原良司(うえはら りょうじ)

1922年9月27日生まれ
長野県(南安曇郡穂高町)出身

慶応義塾大学から学徒出陣。
1945年5月11日
特攻隊として鹿児島・知覧から出撃。
享年22歳。

出撃前夜、
「所感」と題した遺書を残す。
そこには戦後の日本国民にむけた
痛切な叫びが記されたいた・・・。

今のところは女の愛情よりも自分の愛情を集中できるような女性が欲しい。

愛情と恋との差異はしらないが、自分はこう解釈している。
愛情は一方的なものであり、恋は相対的なものであると。

今の自分の気持ちは前にも述べた通り、
愛情が集中できる女性を求めているのだから
即ち愛情であるから一方的なのである。

冾子ちゃんと会った時は、今だ自分に
相当の勇気が欠けて居たので話も出来なかった。
向うではあっけなく感じたことであろう。
神よ我に恵みを与え給え。

昭和17年2月2日の日記より(抜粋)

きょうこちゃん さようなら
僕はきみが すきだった。 

しかし そのとき すでにきみは こんやくの人であった。
わたしは くるしんだ。

そして きみの こうふくを かんがえたとき
あいのことばを ささやくことを ダンネンした。

しかし わたしは いつも きみを あいしている。

栄光ある祖国日本の代表的攻撃隊ともいうべき陸軍特攻隊に選ばれ、
身の光栄これに過ぐるものなきと痛感いたしております。

思えば、長き学生時代を通じて得た、信念と申すべき理論万能の道理から考えた場合、
これは、あるいは、自由主義といわれるかもしれませんが、自由の勝利は明白な事だと思います。

人間の本性たる自由を滅ぼす事は絶対に出来なく、例えそれが抑えられているごとく見えても、
底においては常に闘いつつ最後には必ず勝つということは、彼のイタリアのクローチェも云っているごとく真理であると思います。

権力主義、全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも、
必ずや最期に敗れる事は明白な事実です。

我々はその真理を、今次世界大戦の枢軸国家において見る事が出来ると思います。
ファシズムのイタリアは如何、ナチズムのドイツまた、既に敗れ、今や権力主義国家は
土台石の壊れた建築物のごとく、次から次へと滅亡しつつあります。

真理の普遍さは今、現実によって証明されつつ、過去において歴史が示したごとく、
未来永久に自由の偉大さを証明していくと思われます。

自己の信念の正しかった事、この事はあるいは祖国にとって
恐るべき事であるかもしれませんが、吾人にとっては嬉しい限りです。
現在のいかなる闘争も、その根底を為すものは必ず思想なりと思う次第です。
既に思想によって、その闘争の結果を明白に見る事が出来ると信じます。

愛する祖国をして、かつての大英帝国のごとき大帝国たらしめんとする
私の野望は遂にむなしくなりました。

真に日本を愛する者をして、立たしめたなら
日本は現在のごとき状態にあるいは、追い込まれなかったと思います。
世界どこにおいても肩で風を切って歩く日本人、これが私の夢見た理想でした。

空の特攻隊のパイロットは一器械に過ぎぬと一友人がいったことは確かです。

操縦桿を採る器械、人格ももなく感情もなく、もちろん理性もなく、
ただ敵の航空母艦に向って吸いつく磁石の中の鉄の一分子に過ぎぬのです。

理性をもって考えたなら実に考えられぬ事で、強いて考うれば、彼らがいうごとく
自殺者とでもいいましょうか。精神の国、日本においてのみ見られることだと思います。

一器械である吾人は何も云う権利もありませんが、
ただ願わくば愛する日本を偉大ならしめられん事を、国民の方々にお願いするのみです。

こんな精神状態で征(い)ったならもちろん、死んでも何にもならないかもしれません。
故に最初に述べたごとく、特別攻撃隊に選ばれた事を光栄に思っている次第です。

飛行機に乗れば器械に過ぎぬのですけれど、いったん下りればやはり人間ですから、
そこには感情もあり、熱情も動きます。

愛する恋人に死なれた時、自分も一緒に精神的には死んでおりました。
天国に待ちある人、天国において彼女と会えると思うと、
死は天国に行く途中でしかありませんから何でもありません。

明日は出撃です。
過激にわたり、もちろん発表すべき事ではありませんでしたが、
偽らぬ心境は以上乃べたごとくです。

何も系統だてず、思ったままを雑然と並べた事を許して下さい。

明日は自由主義者が一人この世から去っていきます。
彼の後姿は淋しいですが、心中満足で一杯です。

云いたい事を云いたいだけ云いました。無礼をお許し下さい。
ではこの辺で。

出撃の前夜記す。 ≪上原良司 <所感> 出撃前夜記すヨリ≫

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心、誠ならざれば如何なる嘉言も善行も、皆うわべの装飾にて何の用にかは立つべき。
誠心なき行動また言辞は総べてそれが如何に良く見えても、装飾にしか過ぎぬ。

誠心を持つというは、正しき信念を持つという意なりと考うる時、
諸言動は自然、正しき信念のもとに行わざるを得ず。

信念なき言動は何の用にも立たぬ。
己が正しきと考えたことはあくまでそれを行う。
他人が何と言おうと正しいと信じたことを行う。

これ軍人に、或いは軍人に非ずとも、人間にとり必要な事と信ず。

≪上原良司 昭和19年4月12日 修養反省録ヨリ≫


「誇り」大和民族としての誇り・・・精神性を大切にしてきた、わたしたちの祖先・・・それが大和民族です。
日出国(ひいずるくに)   大和民族 - Wikipedia       大和魂 - Wikipedia

上原さんが、わたしたち日本の国民に遺していった言葉です。。。
ただ願わくば愛する日本を偉大ならしめられん事を、国民の方々にお願いするのみです。

わたしたちは、本当に彼らの気持ちに応えることができているのでしょうか?この自問自答は続きます。
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